PTA会長は、学校との関係を大切にしておけば大丈夫と思われがちです。
ですが、実際には地域との関わりも欠くことができないPTA会長の役割の一つです。
学校も「地域の中にある施設」という位置づけになるので、町内会との連携なども重要な仕事です。
具体的には、誰と・どんな連携が重要?
学校行事や町内会の行事を行う際などには
場所の提供や運営のお手伝い等々を依頼することになるので
そういった場面では、地域や町内会の方々との連携が重要になります。
また、町内会から推薦され、厚生労働大臣や市長さんなどの系統の民生委員とも
連携を密にする必要があります。
民生委員は、正式には民生委員児童委員という名称で
小学校、中学校の生徒に対して、注意を配っているという立場にあります。
地域の中で何かあった場合に、具体的に対処したり
場合によっては、関係官庁との橋渡しを行うのも民生委員です。
その他には、警察署や消防署などとも、機会あるごとに情報連絡を密にしたいものです。
防犯や防災ということも、学校にとっては大きな関心事項であり
保護者たちも無関心でいるわけにはいきません。
PTA会長にできること
学校には、人手が必要な場面がいろいろとありますが
何から何まで、PTA会長が一人で責任を負って
PTAだけで全てを行おうとしても、無理がありますし、時間にも限りがあります。
従って、地域の各機関の活動や方向性を、日頃からきちんと認識しておき
いざというときにスムーズな連携を取れるよう、準備を整えておくことがとても重要です。